京都工芸繊維大学の環境サークル「あーす」が、学内に隣接する学生寮「松ヶ崎学生館」で古着回収イベントを主催し、11月24日から26日の大学祭「松ヶ崎祭」にて回収された古着の無償配布を行いました。この取り組みは、サステナビリティへの貢献と地域との交流を目指す環境意識向上の一環です。
回収イベントの概要
環境サークル「あーす」は、京都工芸繊維大学内および学生寮「松ヶ崎学生館」で環境活動を展開しています。
11月5日、学生寮の中庭で行われた古着回収イベントには、ご家族や近隣住民など多くの来場者が古着を持参しました。
天候にも恵まれ、16時までの間に約820点の古着が39組の来場者から回収されました。
回収された衣類は、アウターやパンツなどに仕分けられ、京都工芸繊維大学の大学祭「松ヶ崎祭」での無償配布に備えられました。
無償配布イベントの実施
11月24日から26日までの3日間、「あーす」サークルは大学祭で古着の無償配布を行いました。
学内外から約1,500名が訪れ、配布された古着は学生や地域住民の手に渡りました。
ファッションロスへの取り組み
「あーす」サークルは、ファッション産業が抱える環境負荷に対抗するため、学内での古着回収や環境意識向上の啓発活動を行っています。
この活動には、地域との連携が欠かせず、株式会社ジェイ・エス・ビーが環境サークルの取り組みをサポートしています。
特に、古着の回収と再循環を促進する「Release⇔Catchプロジェクト」への参画や、大規模リユースイベント「循環フェス」の主催メンバーとしての参加など、積極的なファッションロス削減に向けた取り組みが展開されています。
まとめ
「あーす」サークルの古着回収イベントは、サステナビリティと地域社会への貢献を同時に追求した素晴らしい取り組みです。
大学内外の人々が協力し、回収された古着が新たなオーナーに渡り、サークルの活動が地域社会に広がりました。
今後もこのような持続可能な取り組みが広がり、地域と学生が連携して環境に優しい未来を築いていくことが期待されます。