ANAgRAM(御幸町通)

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バイアス(@_anti_fashion

ANAgRAMとは

京都の古着屋が集う古着のメインストリート、御幸町通り。
今回はそんな群雄割拠の御幸町エリアにて、2011年から営業されているANAgRAM(アナグラム)さんのご紹介。

「既存の古着文化と新しい表現の融合」。

これこそがANAgRAMを象徴する言葉だと思う。

所狭しとラックに掛かるアメカジ古着や無秩序に置かれたヴィンテージ雑貨類…。

古着屋と聞けば、そんな旧き良きアメリカを具現化したような、クラシックなイメージを持たれている方が少なからずいると思う(もちろんそれは古着屋の魅力の一つだ)。

しかし、ANAgRAMではそのような昔ながらの古着文化に加え、独自で新しい古着の解釈が楽しめる、そんな空間が構築されている。

お店のココに注目!

ANAgRAMの魅力は「デザイン性」と「背景」だろう。

それは、ただ単に視覚で捉えてわかるカッコよさだけではない。そこからもう一段掘り下げることで更に納得するカッコよさだと言えるのではないだろうか。

Instagram(@anagram_kyoto)の掲載商品から2点紹介したい。

例えばこちらのアウター。

この独特なディテールから、一見するとイギリス軍SASコンバットスモックのようにも見える。

しかし実際はイギリス軍ではなく、90sのRalph Laurenである。

この手のラルフでは引く手あまたの代物だろう。

最近注目を集めるラルフのミリタリーモチーフ物は、サンプリングだけにとどまらない独自の視点から解釈されている。

続いてこちら。

ナイロンやコットンで作りそうなマルチポケットデザインを敢えてレザーに落とし込んでいる。

それでいてイタリーメイドも嬉しいポイント。

まだまだ古着は面白いと感じさせる。

これらのような、普通は共存しないディテール同士の共存や次々と浮かび上がる付加価値といった、古着好きが愛してやまないヴィンテージの「違和感」は、一度立ち止まってじっくり古着と向き合わなければ堪能することができない。

ANAgRAMでは、そんな古着の楽しみ方を共有できる。

個性豊かな古着たち

ここからは店内の個性豊かな古着たちをコーナーごとに紹介。
こちらのシャツコーナーには、特に生地とデザインに拘って集められたシャツが並ぶ。例えばチロリアンシャツ。

着て嬉しい、触って楽しいプルプルリネンが一堂に会する。フロントのデザインやボタンにもひとつひとつ特徴がある。

続いてこちらのコーナー。

オーナーの中川さんが特に拘って集めていらっしゃるものは、70~90sのユーロもの。まだまだ見たことのないデザインが出てくるのだそう。

Adidasなどのスポーツブランドも数多く揃っており、90sのUS・UKカルチャーをどことなく感じる。

このように、生地感やデザイン、生産国に拘り集められた古着たち。1枚1枚丁寧にピックされ並べられたそれらからは、冒頭で述べたように、既存の古着文化と新しい表現が融合されているように感じる。

また商品は毎日補充されており、毎日Instagramでポストされる入荷情報は見逃せない。

末尾にリンクを載せておくので、是非チェックしていただきたい。

お店の詳細

ANAgRAM

所在地:京都市中京区御幸町通り大日町406 スミビル2F

営業時間:12:00~19:00

定休日:不定休

電話番号:075-241-0021

SNS:Instagram(https://instagram.com/anagram_kyoto)

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